おはようございます。
サキナ栄養部(予定)☆銀座食doの渡る世間は美女ばかりです。
今日も腸内細菌、腸内フローラを育てる食物繊維についてお話させていただきます
腸内細菌は私たちが食べたものをエサにして育ちます。善玉菌を活性化するには、野菜や果物に含まれる食物繊維が効果的です
食物繊維は小腸で消化しきれない難消化性成分でかつては栄養価あもないく、そのまま排泄されるものと考えられました。
しかし、研究が進むうちに、様々な効能があることがわかってきました。
食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあります。
水溶性食物繊維は短鎖脂肪酸の生成を助け、悪玉コレステロールを排出したり血糖値の上昇を抑える働きがあります。
不溶性食物繊維は大腸の最後まで届き水分を抱え込み便を太くし排泄を促します。
野菜類
ビタミンと食物繊維のW効果
食物繊維と言えばやはり野菜類。
種類によって、水溶性・不溶性の両方の食物繊維が含まれますが、セルロースという不溶性食物繊維が主。
また、人間の体内では自力では生成できないビタミン類も豊富に含み、身体を健康に保つには欠かせない食品
根菜類
食物繊維豊富な野菜の代名詞
いわずと知れた、食物繊維を豊富に含む食品No. 1と言えば根菜類
100g当たりの水溶性食物繊維含有量はゴボウがキンカンと並んで2.3gと第一位です。
腸内細菌のエサとなって、脂肪蓄積を抑制し、肥満対策にも効果あり
茸類
不溶性の食物繊維が効く
野菜のなかでも特に不溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸の蠕動運動を盛んにして、お通じの改善を促してくれる
大豆食品
良質なタンパク質と食物繊維
豊富な食物性タンパク質とともに不溶性食物繊維が多く含まれているのが豆類。
同じ豆類でも大豆の食物繊維は水溶性。
また、納豆は納豆菌によって発酵した結果、原料の大豆よりもさらに栄養価が高くなってます。腸の善玉菌を活性化させるオリゴ糖も含まれており、腸にとって優等生な食べ物です
海藻類
ミネラルと食物繊維を効率良く
海藻には水溶性食物繊維が多く含まれる。
特に、寒天は食物繊維の特徴である保水性に優れ、水を拭く宇都膨らむ性質が満腹感を与えることから低カロリーなのも相まってダイエット食材となってることもしばしば。
腸だけでなく、胃でもゆっくり留まることができるので、その分食べ過ぎを防ぐことができます
フルーツ類
水溶性食物繊維の宝庫
果物に豊富に含まれるペクチンは水溶性食物繊維。水に溶けやすく粘度が高まり小腸で栄養素の消化吸収を穏やかにし有害物質を吸着、便として体外に排出してくれます。
また大腸内では短鎖脂肪酸を生成し食後の血糖値の上昇も穏やかにしてくれます。
腸内を健康に保つにいろいろな食物繊維をバランス良く摂りましょう
今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました
2016年5月20日